今回も実際の人物にモデルになっていただき、眼鏡のデザインを考えていきます。

今回は神戸のバーテンダー 中村さんにモデルになって頂きました。

中村さんは神戸北野のハンター坂にある名店「LAGUNA THE BAR」に勤務されています。

今年で10年目。

キャリアとしては中堅ということで、これから伸びてくるバーテンダーだと伺っております。

 

 

LAGUNA THE BARは内装が特に格好良い名店として知られています。

店舗は建築家 安藤忠雄さんが設計したもので、コンクリートの洗練された建物。

店内に入ると15mのカウンターのみの空間で、この場所でウィスキーを嗜むと「大人になったなぁ」と実感させてくれて、気分が上がるような居心地の良い空間です。

お近くにお住まいの方や、神戸に来る予定のある方はぜひLAGUNA THEBARへ行ってみてください。

 

では、対話によってデザインを考えていきます!

中村さん自身、普段メタルのスクエア型の眼鏡をかけていらっしゃいます。

バーテンダーを始めた際、切れ長の目で印象がキツくなるのではないかと気にしていらっしゃったそう。

それを払拭するために眼鏡をかけ始めました。

お顔が小さいので、

メタルフレームだとサイズのアンバランスさは目立ちづらいですが、セルフレームだと既存の眼鏡のどれをかけてもサイズが大きく感じるので、自分にセルフレームは似合わないのでは、とおっしゃっていました。

しかし、セルフレームでもサイズをしっかりと合わせることでバーテンダーとしての威厳を損なうことなく、柔らかい印象を演出できる眼鏡を提案していきます。

 

 

 

知的な印象を演出するには、スクエア型がベターです。

しかし中村さんは切れ長なシュッとした印象の目なので、スクエア型をかけるとややストイックな印象が際立ってしまいます。

なので印象を和らげる眼鏡としては、やや丸みを帯びた形が必要になります。

バーという”大人が集まる場”という特性を考えたとき、ただ柔らかい印象のものではなく、カッチリした印象も必要です。

なのでリムの上側に厚みを持たせたウェリントンというスタイルをベースに、下半分に丸みを持たせたデザインにしました。

そうすることで、伝統的なウェリントンのカッチリした雰囲気と、柔らかい印象が両立したデザインに仕上がります。

 

 

今回は、ウィスキーカラーを採用しました。

このカラーは大人っぽく、落ち着きのある印象を与えるので、丸みのある形でもカジュアルになりすぎないようにまとまったと思います。

バーテンダーという職業も、このカラーの決め手になりました。

 

 

中村さん

「元々、プラスチックの眼鏡は自分には似合わないと思っていたんですけれども、勝手に自分が思っていただけで、実際に作ってもらうと全く違和感なく、純粋にあ、良いなと思えました。本当に気に入りすぎて、”新しい中村”を早くみんなに見て欲しいという気持ちです。」

 

実際に対話を重ねる中で、働いている環境や趣味趣向、人となりが見えてきます。

それを踏まえて、その人の人生にとってさらにプラスになるであろう提案が可能になるのがビスポークであると実感できた企画になりました。

中村さんの人生においての”武器”といいますか、”良い付き合いができる道具”を

提案できたのではないでしょうか。

 

 

 

LAGUNA THE BAR (ラグナ ザ バー)
兵庫県神戸市中央区山本通2-4-24
営業時間 19:00~2:00
不定休
078-261-1888

 

 

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