一週間に一本、新しいめがねをデザインし、ストライク所属の職人が実際に制作していくストライクチャレンジ。今回は、お客さまからのご要望の企画です!

以前動画の最後で、「こんな眼鏡を作って欲しい!というご要望があればコメントください」と投げかけたところ実際にコメントがありました。

それが上下逆さまの眼鏡というもの。

眼鏡を逆さまにしてもかけれて様になる。

上下どちらでもかけれる眼鏡が見たいという要望がありましたので、そちらにチャレンジしていきます!

 

 

キャップを前後ろ逆にかぶって楽しむように、気分に応じて向きを変えて楽しめるような伊達メガネのデザインをしました。レンズの形はシンプルなラウンド型です。ツートンカラーの生地を用いてフレームの尖っている部分に濃い色、丸くなっている部分に薄い色を持ってくることで、シンプルな印象に抑えつつも逆さまにしたときに、しっかりと印象の変化が表れるように造形しました。

ただ逆さまにしてかけているような奇抜な印象にはならないように、いろんな玉型(レンズの形)を大量に描いて、逆さまに向けてそれからフレームを肉付けしていってと何回も繰り返しました。

どちらの向きでもきちんと眼鏡として成立することを意識しています。

 

 

普段はカッティングを多く入れて造形することが多いのですが、今回は逆さまでかけられることに注力したので、カッティングはいつもやっているテレビジョンカットですね。
昔のブラウン管のテレビのように、レンズの周辺を外から内に向けて斜めにカットを入れることです。このカットを入れることでよりスッキリとした印象に仕上げることができます。

 

またフロントの尖った部分に合わせて、テンプルも同様のアクセントを入れて、少しコミカルな印象にしております。今回は鼻パッドに一山という、パッドのカーブを鼻筋に乗せてかけるという構造を採用しております。

ここは最終的に職人が手作業で鼻の形状に合わせて微調整して、どちらの向きでもかけられるよう仕上げていきます。

 

 

職人 横山

「これまで上下逆さまでかけるという概念がなかったので、さまざまな課題が出てくるだろうなと思っていたんですが、今回の課題は傾斜角でした。

眼鏡のフロントは、横から見るとやや斜めになるようについています。今回の場合、傾斜角がついていると、逆さまにした時に逆傾斜になってしまうので、そこをどうクリアするかが課題でした。

傾斜をつける丁番は熱を加えて生地に埋め込む”埋め込み丁番”を採用しています。量産品の眼鏡の場合、治具という型があって、位置や角度が一定になるようにセットして埋め込んでいきます。しかしストライクでは眼鏡一本一本に合わせて変えながら行っています。

そして全体のバランスを調整することで完成形に持っていくんですが、今回唯一その調整ができた箇所が一山の鼻パッドでした。

 

 

今回の場合どうしても傾斜角を取り切ることができなかったので、逆傾斜になる部分を鼻パッドを削る分量で調整しています。

片側をより深く削ることで通常よりも傾斜がつき、かけた時に安定するようにしました。

ただやっぱりかける人の耳の位置や、そもそもの傾斜のつき方による限界があったりとか、今回は従来の眼鏡作りでは気づけなかった気づきが多く見られたことが非常に勉強になりました。」

 

アバンギャルドなデザインになりすぎないように、小ぶりなシェイプでクラシカルにまとめました。そして落ち着いた色味の生地を使ってますので、日々の気分に応じて掛け替えられるデザインになったかなと思います。

 

 

ストライクではお客様とお話を重ねて眼鏡を作っていきます。出来るか出来ないかわからないようなことにも常にチャレンジし続けておりますので、「こういう眼鏡があったらいいのにな」と思っていらっしゃる方こそぜひストライクにお越しください。

 

今後も「こんな眼鏡が見てみたい」「こんな眼鏡がかけたい」というリクエストがあれば、我々できる限りのことはチャレンジしてみたいと思っておりますので、ご要望ありましたら、コメント頂けましたら嬉しく思います。

来週以降も、どんどんチャレンジして参りますので、皆様どうかご視聴のほどよろしくお願いいたします!

 

 

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