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2020.10.22

だからこそ、提案できるデザイン

一週間に一本、新しいめがねをデザインし、ストライク所属の職人が実際に制作していくストライクチャレンジ。 今回は実際の人物をモデルにしてデザインを考えていく企画”ストライクチャレンジ セッション”をお届けします! 今回のモデルは、いつもストライクの店頭のお花を担当してくださっている花屋の梶岡さんです。     実は梶岡さんからは約2年前からオーダーのお話を頂いておりました。 今回ストライクチャレンジで眼鏡を作らせていただくということ、非常に感謝しております。 梶岡さんは最近長かった髪型を短く変えられました。 顔まわりが寂しくなったので、そこをカバーできるような、”パンチの効いた眼鏡”が梶岡さんのご希望です。 ただインパクトが強いだけでなく、程良い柔らかさも欲しいということで、これらをベースにデザインを考えていきます。         そもそも、梶岡さんは目と目の距離が広くて、なおかつ目が大きい”犬顔”の方なんですね。 既成のめがねだと、なかなか似合うものが見つかりづらいお顔立ちをされています。 デザインする時に、梶岡さんの目の位置に合わせて眼鏡を大きめにデザインすると、レンズの余白が目立ってしまいます。 その余白を減らすために、ブリッジを広くすると、今度は鼻掛かりが悪くなってしまいます。 そこで、今回は以前のストライクチャレンジでも実践した一山のデザインを取り入れることで、ブリッジを広くしつつも、かけ心地を損なわないデザインにしました。 ブリッジが広くなると眼鏡がそりやすくなるので、その強度と見た目を考えて”ツーブリッジ”のデザインを採用しています。   結果的に「鼻幅広めの一山ラウンドでツーブリッジ」という、個性の塊のようなデザインになりました。 あとは花屋さんという職業を活かして、花をラミネートしたオリジナルの生地を作り、その生地で眼鏡を作っていくことにしました。         職人 横山 「梶岡さんはストライク の店内で飾るお花を担当していただいていているご縁もあり、普段よりもイメージしやすいものでした。なので今回は”だからこそ提案できるデザインだ”という印象を受けました。 今回はツーブリッジのデザインで、ポイントになるのがトップのブリッジが一段後ろに落ちた段落ちになっているところです。 この落ちた部分を磨くのが今回一番難しかったです。 さらに段落ちしている部分は生地の厚みが薄くなっていて、バフが少し触れるだけでも表面が波打ってしまうので、そこも注力したところです。 ストライクでは生地同士を張り合わせて、あいだに花などのいろんな素材を挟む試みを行っているんです。 そして貼り付ける生地の厚みや色で、生地を温めたときの伸縮が違うので、それを補えるようにいろんな手法を試しています。 今回のデザインは横から見たときに、智元がツートンに見えないような、フロントのみツートンになったデザインになっているので、単純に2枚を貼り合わせるのではなく、片方に窪みを作ってはめ込む新しい手法を試したんですが、うまくできたと思います。」             梶岡さん 「花屋です。生涯花屋を続けていたいと思います。オリジナルの生地は着物の裾のような、裏地の自分だけのオシャレみたいな感じがすごく粋なデザインだと思いました。毎週お花を納品させて頂いているので、ストライク の皆さんとはお話もして、人柄もよくわかっています。 そんな皆さんの手から作り出された眼鏡に感動しました。すごく自信が得られるような、そんな眼鏡だと思います。」     ストライク がいつもお世話になっている梶岡さんにとっての武器になる、そんな眼鏡が企画できたんじゃないでしょうか。 梶岡さんの雰囲気を変えて、彼のブランディングの一助となるツールになれば嬉しいなと思います。 我々は眼鏡を購入していただいて、お渡ししてそこで終わりとは全く思っていません! 眼鏡は使っていくうちに、歪みが出たり、広がったり、耳が痛くなったりとか些細なことで状態が変わります。我々にそういったちょっとしたことでもなんでも声をかけて頂きたいです。 なぜかというと、我々はお客さまに購入して頂いた眼鏡に責任を持ちたいという思いがあって、そこをスタッフ全員でサポートしたいからです。 買った後にまた行きたくなる眼鏡屋そんな眼鏡になれたらいいなって改めて思えた企画になりました。     https://www.youtube.com/watch?v=rESTHs9SC_g   Instagram めがね舎ストライク : meganeya_strike めがね舎ストライク BASEMAN : meganeya_strike_baseman YouTubeチャンネル めがね舎ストライク