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2020.07.03

デザインのディテール vol.4

ストライクチャレンジで製作しためがねについて、デザインの過程や詳細をお伝えするデザインのディテール。 デザインの詳細やディテールがどのような印象を与えてくれるのかを知ることは、自分に似合うめがねを探す一歩になるのではないでしょうか。 この連載も今回で4回目。 様々なデザインのめがねが出来あがってまいりました!   今回のデザインはこちら!
   
  今回のティアドロップと呼ばれるレンズの形を採用。 特徴としては、レンズの形にリンクしていくように上部をブリッジで繋ぎ、外側に落ちていく形にしたところです。 独特な雰囲気でかけていただけるメガネになりました。 ブリッジはツーブリッジと呼ばれる形を採用しています。 ※ブリッジ : 左右のレンズをつなぐ、鼻にかかる部分   レンズの形として最も有名と言っても差し支えないティアドロップ。アビエイターとも呼びます。この形が生まれたのは第二次世界大戦です。操縦士のために耐久性のあるメタル製フレームを採用し、できる限り可視光遮断の面積を増やすということで誕生しました。 ちなみにアビエイター(Aviator)とは操縦士という意味。   そして、今回はテンプルにもデザイン要素を入れました。 イメージは飛行機です。テンプルの先が羽に見えるようイメージしました。  
  立体に立ち上げる時に、めがねの個性を出すために外側に斜めのカッティングを入れています。 パッと見ただけは気がつかないかもしれません。しかしこのカットが入ることで立体感が出て掛けた時の印象が違って見えるのです。 また智の部分をアールで削り出すことで、フロントからテンプルにしっかりとつながっていくような様子を組んでいます。  
 
  今回のめがねはブリッジの部分が、角が立っているデザインになっています。 製作の際にはその角が丸くなってしまわないように、角の立っている格好良さを損なわないように気をつけました。  
  説明動画はこちら! https://www.youtube.com/watch?v=S8vDhp1uEJQ   めがね舎ストライクのYouTubeに動画でアップしているので、気になる方はそちらもぜひご覧下さい! めがね舎ストライク YouTubeチャンネル