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2021.01.23

代表比嘉の戯言「知ってる?老眼の事」

私は今年40歳になります。 最近やっと老眼なる状況を感じられるようになってきました✨ これは眼鏡屋としては喜ばしい事で、眼鏡店で働きだした20歳ぐらいから憧れていた状況になってきました。 (お客様の言う見えにくいが体感できていなかったのでやっとですマジで)   眼鏡店をやっているとお客様になぜ老眼なるものが出てくるのかを説明する事が多いです。 そしてお客様がポジティブに老眼に向き合えない状況を目にします。 これは何故か?? 老眼っていう言葉がネガティブに感じられてしまう事が多いからです。 現代の40代は30年前の同世代と比べめちゃくちゃ若いです。そんな人らに老眼て言うと。。 そりゃ嫌ですよね。まだ老いてないって思いますよね。 聞きたくないし認めたくないそんな老眼に関して、だからこそ知っとこう老眼講座を勝手にやりますww   まずこの画像を見てください。     一番左の人が正常視、真ん中の人が近視、一番右の人が遠視と呼ばれる状態です。 それぞれの人が裸眼でみた状態でピントがあう距離を表しています。 次はこちらです。     先ほどの近視・遠視の人が眼鏡を掛けた時のピントの状態を表します。 近視眼の方は眼鏡店の提案にもよりますが、正常視の方より少しピントが手前に合わせる事が多いです。 (現代においてはPC作業などが多く、室内での作業環境を考えるとそちらの方が都合いい事が多いのでやや緩めに合わせる事が多いです)   それぞれの人が手元を見ようとしたとき、目の中の水晶体というレンズを筋肉で抑え膨らませ手元にピントを合わせます。(下図参照)   この力を調節力と呼びます。遠視 > 正常視 > 近視 の順で力が必要になります。遠視で普段眼鏡を掛けていない人が一番早くに老眼鏡と呼ばれるものが必要になります。 (40歳ぐらいまで一切眼鏡を掛けてこなかった人、自分は遠くが良く見えるという人ほど早くに手元が見えなくなるので、 見えない事へのショックが大きく、普段から眼鏡すらかけていなかったので余計ネガティブな思考になりますね。すみません。。)   次に調節力の経年変化の表です。 縦軸が調節力で横軸が年齢です。   この表を説明すると、調節力のピークは10歳で40歳になると約1/3になり50歳になると約1/5にまで落ちます。 ダンベルで例えてみます。10歳の時50㎏のダンベルが上げれていた人が40歳になると15㎏、50歳になると10㎏まで下がります。 先ほどの図で正常視の人が手元までピントを持ってくる力が約12.5㎏(ダンベル換算で)必要になります。 つまり40歳の人は15㎏しか残っていないパワーで12.5㎏出さないといけない、ほぼフルパワーなわけです。 そら長時間手元を見ると疲れるし、ぼやけるし、なんなら頭も痛くなります。 そしてここからが大切です。   なんと、 なななんと、   調節力低下は防げない&徐々に落ちていきます。   つまり今15㎏パワーがある方も、毎日現存パワーが減っていき日に日に見えにくくなっていきます。 今ギリギリ見える方も1ヵ月先には同じ環境下で比べると確実に見えにくくなるのです。。 光の強い場所で見やすくて、光量が落ちると見えにくい等も初期症状です、 その場合光量を上げればしのげますが実際に月日が経つと確実に見えにくくなります。 近視度数を一段階落とすことで近くが見えやすくなるが、半年とか一年後にはまた見えにくくなります。 サポートレンズを掛ければある程度しのげますが、2年ぐらいたてばまた見えにくくなります。     確実にあらがえない症状 それが俗に言う「老眼」なのです。 そこはもう大人ですし、いろいろ経てきたわけですしもう思い切ってポジティブに老眼鏡を掛けましょう✨ 逆に若い人には真似できないかっこいい掛け方が出来るわけです。思い切って鼻眼鏡なんかを掛けましょう。 そうすれば新しい世界が見えてくると思います。   長文読んでいただき感謝します。   比嘉 大輔