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2026.02.20

カシメと飾りピンが、眼鏡を深くする。

 

眼鏡のフロントに打たれた、小さな金属の話

 

「カシメ」はもともと
蝶番を固定するための構造です。

 

表から差し込み、
裏から叩き、潰し、固定する。

強度を保つための必然。

 

その結果として、おもてに残る金属の鋲。

 

 

 

機構から、意匠へ

 

現代では蝶番構造も進化し、製作方法は多様になりました。

 

けれど、カシメという構造は今も理にかなっています。

強度を担保し、経年にも耐え、修理も可能にする。

 

 

 

そしてその構造が、現代では意匠と感じられるようになりました。

本来は飾るためではなく鋲の金属が表へ出ているだけの構造。

ただ、金属鋲があることでフレーム全体の印象を整え、雰囲気を足してくれます。

 

 

 

 

蝶番の取り付け方法紹介

 

● 埋め込み
静かに収める。
眼鏡のフォルムを純粋に見せる。

 

 

 

 

● 縦2ピン
目元を引き締める。
凛とした空気をつくる。

 

 

 

 

● 横2ピン
柔らかく整える。
わずかな余白を生む。

 

 

 

● 3ピン
安定感と存在感。
クラシックの文脈を強める。

 

 

 

 

● ダイヤ/ダブルダイヤ
伝統の意匠。
直線が、表情を締める。

 

 

 

 

● 星ピン
ほんの少しの遊び。
個性を、静かに宿す。

 

 


 

飾りピンは、数ミリの世界。けれどその数ミリで雰囲気は変わる。

印象が強くもなるし、柔らかくもなる。

 

眼鏡は顔の中心にある道具だからこそ、小さな差が大きな差になる。

 

 

 

 

固定のための鋲が、結果として印象を設計する。

 

蝶番を取り付ける構造が、そのまま意匠となり、

眼鏡を楽しみながら使うことにつなげる。

 

全てのオーダーにて蝶番の取り付け方法を選択できます。

マニアックだが、こだわって選ぶことでより眼鏡が楽しくなる。

それが、ストライクが提案する眼鏡。

 

長文読んでいただき感謝です。