BLOG
2023.03.21
guépard(ギュパール)のデザイン紹介(パント編) めがね舎ストライクBASEMAN福岡店 (gp-03,gp-07,gp-09,gp-21の紹介)
こんにちは、
めがね舎ストライク福岡店のブログをご覧いただきありがとうございます。今回は第2回ギュパールのデザインに関して紹介します。
guépard(ギュパール)
30年代後半~40年代にかけて、ヨーロッパでセルフレームのデザインとして広がった形『Panto』パント。
ラウンド(丸形)をベースにして作られた『pantoscopic spectacles』視野角の広い眼鏡から名をとったものであり、ラウンドに比べ智元(フレーム外側の張り出した部分)が上部に付くことで視野へのツルの干渉が少なく、広い視野が確保されています。
よくボストン形とも称されます。
ボストンは『逆三角形』と表現されることが多いですが、下方が細く伸びていくストロベリーシェイプが特徴です。
智元(フレーム外側の張り出した部分)が上にある事と、レンズのストロベリーシェイプにより、甘くなりすぎず、すっきりした印象でかけれる丸っぽい眼鏡です、大人の男性や、女性でも丸い眼鏡は柔らかすぎると感じる方にオススメのデザインです。
今回はそんなパントの中で4つのモデルの紹介をします⭐️
gp-03
gp-03はやや幅広で存在感のあるキーホールブリッジが特徴的です。
ブリッジ部分、智元ともに通常のパントより上部にある事で、意志の強さやシャープさを引き立てます。さらにブリッジが上部にあることで目と眉の距離が広い人に対して空いた部分を埋め、着用時の抜け感を補ってくれる良さもあります。
よくあるボストンタイプでは物足りない方や、さり気なく個性を出したい方にお勧めです⭐️
gp-07
8mm生地と大胆なテレビジョンカットが魅力的なモデルです。
フロント正面から見た時にカッティングを大きく施すことでフレームを細く見せ、そして奥行きある立体感を出すことで目を魅力的にみせます。
そもそも8ミリ厚の眼鏡は正面も印象強い(肉厚)なものが多く、圧倒的に男性向けなフレームが多いのですが、07番は女性が掛けても違和感ないすっきりしております、このモデルは女性からも大いに支持されています、実際にインスタなんかでも女性の着用写真をよく見る品番です。(#guepard 要チェックです⭐️)
パッと見は横からの印象は厚みがありインパクトのある様に見えますが、フレーム外側のカッティングによる丸みが威圧感を軽減しています。
ボリューム感あるフォルムにより、顔の立体を引き立てながらも馴染ませて使える、バランスの取れた素晴らしいデザインです。
gp-09
gp-03よりもサイズが小さく、ベーシックなモデルがgp-09です。
gp-09は、細く柔らかなカーブラインが自然に顔に馴染むデザインであり、ブリッジの幅が狭く掛け位置が安定し、ブリッジ位置もやや低い位置にあるので柔らかい印象を作ります。
フレームの外側も丸くカットすることで、優しい印象になります。
小顔の方の初めての眼鏡として、ベーシックな眼鏡をお探しの方にお勧めなモデルです。
gp-21
gp-21はgp-07とよく似たレンズの形をしていますが、
フレームの厚みは薄く(07は8㎜、21は5㎜)作られており横からの印象がすっきりします。
正面から見た印象はフロントの幅が広く面が出るので、眼鏡を掛けている印象を楽しみながら掛けれるデザインです。
フロント幅が広いだけではなく、フレーム外側のカッティングやレンズ内側へのテレビジョンカットが施されていますので、メリハリある立体感が出る為、のっぺりした表情になりにくいデザインでもあります。
ブリッジと智元ともにフレーム上部に位置し、いい塩梅のシャープさを作ります。
フレームの薄さ、前から見たリムの幅厚、カッティングの施し、ブリッジ智元の位置の調整により、すっきりさと良い意味の個性を演出してくれる、秀逸なフレームです。
パント型は、多くのブランドから出ているポピュラーなデザインですが、微細な調整による独特のニュアンスはギュパール(ヴィンテージを再現しているから)でしか表現できない世界観があります。
いかがだったでしょうか?
眼鏡のデザインにお悩みの方いらっしゃったら、幅広く使えるデザインであるパントを試してみてください、きっとお客様に寄り添う眼鏡になってくれると思います。
そして、ギュパールを一度見てみるともっと世界が広がるのでは?と強く思います。
ストライクでは福岡、京都にてバリエーションの全てを取り扱っております。是非各店舗にて今回のモデルも含めて、ご覧いただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。